「THE 有頂天ホテル」@CINECITTA’

見ようかどうしようか迷っていたが、インストアライブでチネに行くことになったから、ちょうどいいやと。だが、前から行こうと決めていたわけではないので、前売りを買っておらず、久々に\1,800で映画を見る。
んー率直に言うと、普通に面白かった。あくまで「すごい」ではなく「普通に」。メディアで騒がれたりランキングで上位に入ったりしてたもんだから、期待しすぎてたのかな。まあ確かにこれだけの役者がそろったってだけで十分面白いと思う。
話題になってたどんぶり=長回しワンシーンワンカットという一発勝負にかけた演出が気になり、最初の方はシーンの切れ目はどこじゃいななどと思いながら見ていたが、結構わからないもんだな。途切れているようで途切れてない所もあるようで、その辺はプロの技だね。いやそれにしても、これは役者にとってプレッシャー意外何物でもないだろう。って舞台のお芝居じゃ常にこの状態ってことなんだけど、映画だとまたそれとは違う感じだろうなぁ。
ころりころりと二転三転する武藤田代議士、このキャラはどうなんだろうとちょっと疑問。やる気になったと思ったら、速攻逃げに転ずる。その辺のキャラの掘り下げが2時間程度ではちょっと無理か?ラスト武藤田が逃げるシーンでは、中井・佐藤両氏がひとつのコマに納まって歩きながら芝居を繰り広げる。これはさすがに豪華な絵ヅラだな〜と感心。個人的に一番の笑いどころは、幸福の人形が戻ってきた所。いやぁ〜上手いこともってきたなぁと感心しつつ、大爆笑。ん?普通の人と笑いのツボ違うかなぁ。あと個人的にお気に入りキャラは筆耕係。愛すべきキャラって感じ。別にオダギリジョーが好きなわけではない。あとはそうだな〜、池田成志が画面に映る度にいちいちおかしかった。まあいつものことか。
まあ最後にはメデタシメデタシってことで、楽しめました。朝一の上映回だったから結構余裕があったけど、その後の回からはもう夕方まで満席になってた。やっぱり人気あるのね。いくつか予告も見れたけど、特に心動かされるものはなかったなぁ。そういや最近映画見てないね。「ナルニア〜」はどうしようかな〜。