ROCKIN'ON PRESENTS JAPAN CIRCUIT-vol.30-@SHIBUYA-AX



前回もジャパンサーキット行ったくせにまたも勢いで来てしまった。でもなぁ、向井氏のアコエレってホント好きなんだよね。1月にもあったばかりだけど、機会があるなら何度でも見たいんだ。で、実際にはどんな感じだったかというと、客の8割以上がホルモン狙いじゃねぇかっていう位、マキシマムザホルモンTシャツ小僧が多かった。ちょっと他の出演者が気の毒になる位の会場の雰囲気。

向井秀徳アコースティック&エレクトリック

最近ソロの時も「向井」と名乗っている。「無戒」でもいーじゃないかと思ったが、「わずらわしい」からだ!by向井秀徳日記。ホームページのライブ情報も、リニューアル後は「向井」名義になってたね。
「CRAZY・・・」やら「KU〜KI」やら「NEKOMACHI」やらお馴染みおの曲に加えて、「Water Front」など最近の楽曲も取り混ぜて、面白味が増してる。今まで何度も聞いた曲でも、毎回新しいステージを見るような新鮮味があってホント面白い。特に今回はギターをガン見。アコギって特に弾き手の個性が出るように思う。んー、この人のアコギはホント好きだな。イベントでのアコエレだとサンプラー使いはエレギの音を重ねるだけだけど、これもまた当然毎回違うわけで、耳かっぽじってガン見ガン聴。ワンマンやツーマンだと更に声のサンプリングも始まって大変おかしなことになるが、こういうイベントライブではそこまでは出来ないか、しょーがない。またワンマンやらないかなぁ。

OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

ブラフマン+2名からなるバンド。ブラフマンは名前は知っていても音はあんまり知らないのでそれはそれで楽しみである。
アコースティック寄りのライブだけれど、なんてゆーかジャンルの枠にはまらないような、面白い音。ロックファンにもこういう音楽って受け入れられるのかなぁ。特に今回はマキシマムザホルモンのファンが多いようだから、この音楽を心底楽しんでいるって客はどれ位いたのだろう?ガン見したかったが、19時から電話先行予約があったので、20分ほど抜けてしまいました、スミマセン。

髭(HIGE)

出演者が3組発表されて残るあと1組が気になるところだったが、この報せを髭のHPで見たときはマジでガッツポーズをした(会社で)。
楽しみに前の方で待っていたら、サウンドチェックしながらいつの間にかメンバーがステージにいて、いつの間にか「白い薔薇・・・」のリズムが刻まれてた。今回は上手側にいたので、G:斉藤氏をガン見。下手側で須藤氏を見てもよかったんだが、彼は前にも見てるから今度はこっちを見たいぞと。周りが濃い中この人は結構まともかと思ったら実はそうではないと、先日のワンマンで見て判明。須藤氏にはなんか不思議な色気があると思っていたが、斉藤氏この人もかなり不思議なオーラ出てる。「白い薔薇・・・」のリズムにギターのフレーズが乗っかって、面白いことになってるなぁとステージの斉藤氏を見たら、音だけでなく人間もイッちゃってる感じだった。おもしれぇ。B:宮川氏はお立ち台上がって、ドラムのフィリポとガンガンリズムを刻んで、客を煽ってくる。もうたまらんのう。
で須藤は?と思ったら、やってくれたわ、客席の扉から登場。しかも仰向けに寝て担がれてる。コテイスイがまたも拡声器持って煽ってくる。うわぁ相変わらずとんでもないヤツラ。しかし今日の会場はやっぱりマキシマムザホルモン。わかりやすいロックが好きと思われるので、どうもこういう変態パフォーマンスが全開で受け入れられてるわけではなさそう。
それでも構うもんかとライブはアガったね。アガったせいかすごく短く感じた。くそぅ、先日のワンマンを大遅刻したストレスを取り返そうと思ったが、更にまたライブ行きたくなったぞ。次はいつだ!?

マキシマムザホルモン

これも1回ナマで見たかったんだよな〜。年末のフェスでは他のカブってたかなんかで、見れなかったしなぁ。やっぱライブが凄いもんね、この人たち。「かわいくてスミマセン」byナヲちゃん。一遍言ってみたいもんだ。でもどちらかといえば自分のキャラでは「三度のメシよりメシが好き!」。
ライブ始まったらもうスゲェスゲェ。AXでも床が揺れるんだね。「タンポポの綿毛につかまって八王子からやってきました♪」ナヲちゃん。男顔負けのアグレッシブなドラムにアゲアゲ。最近ギャルバンではなくヤローのメンバーもいるバンドで、ドラムが女の子ってケースが結構あるけれど、どれもこれもちょっと物足りないと常々思っていた。やっぱりドラムはさ、ある程度パワーもないとねぇ。ナヲちゃんくらい攻めてくれよ。
ガンガンに攻めて攻めてってライブだけど、演奏も歌も○なのがスゲェ。そしてMCも大変バカバカしくて大好きだ。そしてそんなバカに触発されて、自分もバカになる。
余談ではあるが、素晴らしいTシャツを着た男性を見かけた。黒地にピンクのプリントで、フロントには「ちん○ボーボー(一部伏字)」、バックプリントは「巨乳○○○○王国(伏字ではなくただ単に忘れただけ)」。彼が視界に入るだけで笑いが込み上げる。超反則技。
JAPAN CIRCUITはライブの合間に会場内で流れる曲も結構注目どころ。会場に入って最初に耳に入ったのがTOKYO No.1 SOUL SET。うひゃぁナイスです!他には聞き取れたところで、アナログフィッシュやらYOUR SONG IS GOODやらSAKEROCKやら。ROCKIN’ ONに縁のあるバンドから付き合いがあまりないんじゃないかと思われるバンドまで、ありとあらゆる曲がかかって楽しい。前回の日記見たら、ミドリカワ書房とPOMERANIANSが流れたって書いてあったや。
会場のBGMやら今回のライブを見て思ったことだが、これから今回以上に更にジャンルにこだわらずにいろんなアーティストを呼んで欲しいなと思った。BGMのソウルセットや今回のブラフマンのような感じの音楽も受け入れられるなら、それこそTHE ZOOT16やらNathalie Wiseだっていけるのかもしれないし、SAKEROCKも面白いと思う。まあそのうちフェスかJAPAN CIRCUITに登場するだろうなと思うのは、キャプテンストライダム。もうすぐ出るアルバムも評判よさそうだねぇ。現在キャプストの新作を買うかどうか検討中。