SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2005＠日比谷野外大音楽堂
公演が決まった時からどーしても行きたくて行きたくて、何とかしてチケットを取ってやると必死こいたら運良く先行予約でゲット。超ウレシー♪と浮かれまくって、午前中に洗濯やら掃除をしながらスペシャの特番や出演者のビデオ特集を繰り返し見て、家からテンション上げて今夏3回目の野音へGO！Cブロックの後ろの方だけど、今回はチケット取れただけで満足なので、席が遠いなんて全然気にならな〜い♪スペシャの番組BBSに席が良くないとか何とかって書き込みがあったけど、自分にとてはそんなのナンセンス。席が遠かったら楽しめないのかい？ん！？
and more〜Mr. Children
オープニングでいきなりシークレットゲスト。しかもいきなりミスチル。マジびっくり！？3曲だけだったけど、十分ッスよ。メンバー4人に加えて鍵盤が入っていたので「サポートか？」と思ってたら、ライブ後のインタビューでプロデューサーの小林武史氏だったと発覚。しかもライブで共演って始めてらしい。スゴイ、めっちゃレアな感じ。
SOIL&“PIMP”SESSIONS
スペシャで映像はよく見るけど、実はライブは初めて。演奏ももちろんだが、社長の煽りっぷりが楽しみだ。実際にライブが始まると、スーパープレイと社長のパフォーマンスにもう上げアゲ。ダブゾンビ氏はナマで見ると思ったよりも更に細い体なのに、すんげぇ〜パワフルなペット。社長があんまり煽るから、こっちも大声で唾飛ばして「ソイル」コール叫んだよ。前の席の人、ゴメンよ。
風味堂
今回一番の若手。でもいい音楽作ってるんだよね、トークも面白いし。でもまだそんなに認知度はないんかな。会場中にシャボン玉が飛んで、風味堂の音楽とよくあってすごーく雰囲気良かったけど、シャボン玉飛んでるってのは、要するに座って休んでいる人が多いって事？・・・。ま、立ち上がってノリノリで見るだけがライブの楽しみ方ではないからね。風味堂のステージは、座ってシャボン玉遊びしがらのんびり見るってのがぴったりなライブとも言えるし。こちらもミスチルと同じでプロデューサーの方が登場して1曲だけだけどセッションして、いやはや豪華だね。
グループ魂
スゴイ！会場中が総立ちだ！開場時入口にある出演者へのお花を見て、「これで『くどう』って読むんだ〜」と言っている女性客がいたりして、世間での認知度は自分の想像より低いのかと改めて思ってしまっていたが、認知度が不十分なだけにより見てみたいと思うのだろうか。それともただ単に、噂のコントを見たいだけか？まあとにかくスゲー盛り上がったよ。特に今年の夏はメンバーがみんな舞台の仕事してて、どの夏フェスも出なかったから魂ライブはホント久々で、いつも見てるファンも始めて見る人達も、みんな大興奮だ！
転換してサウンドチェックの最中にもうカヲルの登場テーマがかかって、早速港カヲルおなじみ前説に、会場中がアガる。もちろん「オッパイ元気ぃ？」だ！コントは最近世間で話題沸騰だったキヨシローさんのオレンジ号について。さすがこういう時事ネタを取り入れるのが早い。これだから魂のコントは生モノだって実感するなぁ。今この時期だからこそ全開で笑えるネタだもん。カヲルさんはやたら「そうはい神崎！」を連発。選挙も一応流行りネタってことで。
持ち時間が限られている中、歌もコントもコール＆レスポンスもやるのはキツキツだろうと思っていたが、「本田博太郎・・・」の間奏から「コール＆レスポンス」→「本田博太郎・・・」へと戻る流れは、結構ウマイなと思ってしまった。「Over 30・・・」が始まって、あぁこれでラストかぁと思っていたら、最後に「就職しやがれぇ〜！」。ヨッシャー！！きたぁ〜！！！もうこれ以上ないってくらいアガッたね。歌が終わった後はやっぱりカヲルさんの後説。後ろではそんなのお構いなしにまた転換が始まっているのが面白かった。時間は大切にね、グループ魂の皆さん。「持ち時間30分って決められてるんだから無駄話はしないでちゃっちゃと進めないと」とか何とかカヲルさんが言ってたけど、前説と後説は転換しながらやってたから、実はグループ魂のステージの時間って、他のアーティストより長かったんでないか？
持ち歌が増えた分、セットリストの傾向も以前とはちょっと変わってきたなと思う。「竹内力」やらなかったし、記念すべきファーストシングルなのにねぇ。こうしてだんだん変わってくるのかな〜、別にいいけど。この冬のワンマンライブも新曲モリモリで行くのかな。楽しみ〜、ってチケット取れるのか？こういうイベントの度に人気度上がってるからなぁ・・・。そういやBBSに「カッコいい！」って書き込みいっぱいあったな・・・。
TOKYO No.1 SOUL SET
辺りが暗くなってきて、秋の気配のする中ステージがライトで照らされると、よりいっそう野外の雰囲気が出てくる。2ヶ月前に野音ワンマンを経験したばかりなので、30分足らずでは物足りなくも思ってしまうが、ひと夏に二度もソウルセットの野音を体験できたなんて、ホントに嬉しくなる。この1週間スペシャで流れていたコメントでは、BIKKE氏が「ヒミツになりたい！！」とか叫んでいたけど、シークレットゲストになりたいなら活動再開した今、またお休みすることなく更に活躍を続けて欲しい。チラシを見たら、とりあえず年末辺りまたライブがあるらしい。今この時代にこれからどんな音楽を発表するのか楽しみだ。
スガシカオ
もうすっかり夜。気持ちいい空気の中、スガさんの美メロ美声がすごく心地いい。今回の出演アーティストの中で一番「ミュージシャン」って感じのステージング。女性コーラスが2人いたりして、これまたいい音楽に華を添える。っていうか、ホント今回は男祭りだもんなぁ。客から歓声が飛び交う中野太い男性の声で「シカオちゃーん！」というのはちょっとどうかと。MCでスガさんが思いっきりボケた。「えーと、『LOVE 顔面 SHOWER』？じゃなくて・・・」カヲルさんのボケがよっぽど印象的だったのか、スガさんマジでイベント名をド忘れしたらしい。ある意味この日一番の注目どころかもしれない。
忌野清志郎＆NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS
いよいよキング登場！と思ったら、『キング』ではなく『GOD』だと！う〜ん、ついに神の域まで達したか、キヨシローよ。今回はひたすらオレンジ号がヒューチャーされてる。そりゃそうだ、アレだけワイドショーなんかで騒がれたもんなぁ・・・。「盗難注意」の貼り紙がついた自転車乗って登場し、ガンガンライブをブチかます。と思ったら、コントタイムが始まってしまった。「キヨシです・・・。」例の芸人のパクリでここでもオレンジ号ネタをかまし続ける。でもMCはコントだけじゃない。選挙ネタだってあるぜ。「自民党が圧勝して『うぁ〜、ウゼぇ!』ってなことになってるけど・・・」云々。おーい、ここは役所が立ち並ぶ都内のど真ん中だぞー。休日とはいえ、働いている役人も近所におるだろうに。でももともとキヨシローさんってこういう人だったか。世間を気にしてちんまくなってるようじゃ、ゴッドじゃねーぜ！
アンコール
キヨシローさんと何とオープニングで盛り上げた桜井和寿氏のセッション！うわあぁぁ！たまんねぇ〜♪その後は更に全アーティストがステージに集まって、「上を向いて歩こう」も〜、楽しくって楽しくって大はしゃぎ！ステージ上も大騒ぎ！！まさに祭りだぁ！！！アンコールがフィナーレを迎えて「あぁ終わったぁ・・・」と思っていたところで、場内に流れたのが「デイ・ドリーム・ビリーバー」。一日の感動が一気に押し寄せて思わず涙。「ずっと夢を見て〜」と歌詞をかみ締めながら、この楽しい時間を終わらせたくなくてラストまでずっと歌い続けた。周りの客も同じ気持ちなのか、野音で大合唱。ステージにはレーザー照明で出演者の名前が投影されて、それぞれのステージが思い出されてまた涙。もう涙なみだナミダの大合唱。みんな、ホントにありがとう。
それにしても、今回のイベントは自分にとってマジでスペシャルだ。普通こういう対バンだと、あまり興味ないアーティストがひとつやふたつあるもんだが、今回は全部ビンゴ！曲も結構知ってるから、もうアガりっぱなし。バンドの構成も知ってるから、転換が始まると、「おぉ〜次は○○かぁ♪」とすぐにわかる。(そいで急いでトイレ行ったり)周りを見渡すとお気に入りのアーティストTシャツ着ている人も沢山いて、それを見ると自分も着てくりゃよかったな〜と思ったけど、実際は誰かを限定して見に来ているわけじゃなくてお楽しみがいっぱいなので、魂だのソウルセットだののTシャツ着てこなくて結局は自分的には正解だったかな、と。
帰り道、中秋の名月が夜空にぽっかりと浮かんでいた。まん丸のお月様がピカピカ光ってすごくキレイ・・・。とてもいい気分の夜でした。
家に帰ったら「キック・ザ・カンクロー」ってまたクドカンかよ！風呂入ってサッパリしてから、ちゃんと録画できてるかな〜と確認したら、大成功〜♪ちょっとだけ見てまたアガる。ここで最後まで見たら朝になってしまうので、程ほどに切り上げて幸せな気分のままおやすみなさいzzz。
オマケ：野音は会場内の方がお酒類が安い。普通逆のように思うんだけどなんでだろ。っていうか、持ってくるのが一番安いんだけどさ。
