期待されることのヨロコビと重圧

部署内が落ち着かない。9月からまた社員が1人増えるという。人手が足りていないので助かるといえば助かるが、社長のコネで入社してくるもんだから、どう扱っていいか難しい。コネといってもかなり私的なコネだ。行きつけのスナックのチーママが店をやめて会社勤めをしたいというらしいのだ。御年47、今まで普通の会社勤めの経験はなし。微妙だ・・・。まあ客商売をしていた人だから、気配りとか礼儀とかはとてもよく出来るだろう。社長の知り合いだからといって何か意識することなく、新入社員として普通に教育してくれとのこと。言葉で言うのは簡単だけれどねぇ・・・。面倒くさいことになりそうだ〜・・・。
更に他部署の次長が退職。まあこれに関してはみんな万歳三唱だろう。仕事できないし性格悪いし見た目も見苦しい、と大変な嫌われ者のオヤジだったからなぁ。今まで社長が目をかけていたことを、全社員が不思議に思っていたくらいだ。次長職をくれてやり、多額の費用を支払ってまで管理者養成学校へ送り出したり。それでも社員のみんなには結局成果が目に見えてこなかった。次々と部署が変わったのも要するに使えないからで、今度はあっち、次はこっち、ってたらい回しにされてる感じだったなぁ。そしてどこへ行ってもみんな「使えねぇ〜」ってオヤジを厄介者扱いしてたっけ。結局期待をかけても全然ダメってんで、いーかげん社長も我慢の限界が来たらしい。要するにクビってことになるんだろうかねぇ。
こういう事件が起きると、自分もあんまりのほほんとしたらヤバイなぁと、若干危機感を覚える。会社が好きで離れたくないわけではないが、食いっぱぐれるのは困る。あまり手を抜き過ぎずに、適度に仕事をこなしていかないと、役職解かれるどころかこのオヤジの二の舞になってしまう。ひぃぃっ(汗)!!