劇団♪♪ダンダンブエノ「礎」@青山円形劇場

近藤芳正氏によるユニット、ダンブエ。昨年の公演でも中井貴一氏やら温水洋一氏やらに相当笑かしてもらったので、今回もかなり楽しみである。今年の注目はペンギンプルペイルパイルズ主宰の倉持裕氏による脚本と、オセロの松嶋尚美嬢の出演。(「ペンギンプルペイルパイルズ」って実際に書いてみるとホント長い劇団名って改めて実感)
昨年は人数も多くドタバタして笑かしてもらったが、今年の作品は少人数でしっとりとした大人な感じ。でも笑える。ゲラゲラといった大爆笑ではないが、笑いどころはいろいろ。妻が女優で食パンのCMしたりしているというから、いわゆる火サスとかに出てるのかと思ったら、おもいっきりヒーローもののコスプレっぽい衣装着たり。(パーマンのパー子とセーラームーンが混ざったような)ちょっとしたことで面白くなるんだな〜ってのが夫婦の会話で旦那が癌になったって話をしてるところ。夫「そうじゃない。癌。ガン。」癌って単語を2回続けるだけで何故かおかしい。これは役者の演技や演出の間合いなんかも効いてくるんだろうな。足が4本あったはずの銅像を想像するとこなんか、「4人が片足で立っていたのかも」なんてありえないのに、最後にはホントに出演者4人が片足で台座に立ったりして、もうオカシイよ。男3人がぽけーっと空を眺めてUFOを探すなんてのは、どういうとこから思いつくんだろう。不思議ワールド。劇中話題になっていた決まって出てくる「なんとか純一」って矢追純一氏のことか?最近見ないような気がするけど。
こんちゃんこと近藤氏といい山西淳氏・酒井敏也氏といった独特の存在感を持つ役者が思う存分自分ワールドを全開にする。「技」を感じるね。
今まで倉持氏の脚本は長編短編含めて2本ばかし見たが、今回は今までとちょっと雰囲気違うという印象。よくよく考えれば、来月のクリオネプロデュースの公演も倉持氏のホンだ。なんか6月7月と倉持祭りだな。でも倉持祭りといっても、実はホームグラウンドのペンギンプルペイルパイルズの公演は観たことない。今回のクリオネプロデュースは演出も倉持氏が手掛ける。演出家倉持裕は始めて。そういった意味でも楽しみだ。
銀河
余談だがUFO繋がりで。この週末からまたTSUTAYA半額セール。そのついでにシングルで半額ではないがフジファブリックの「銀河」を借り、改めて聞くとやっぱり変。曲も変だけどPVもかなりオカシイんだよな、コレ。そして変だけど気持ち悪さが妙に耳に残る。ヤバイ、この気持ち悪さがクセになるか?土曜にはMUSIC ON!TVでJAPAN CIRCUITの生中継。ROCK IN JAPAN前夜祭と証してストレイテナーフジファブリックなどが出演。「今最も不気味なバンド」と紹介されてたっけ。言えてて妙。
話飛びすぎ。自分の頭が一番変か?