最近の子供向け番組に唸る

M村家の第一子ケンシロウ(仮名)をからかいに、I泉&I泉Jr.とはるばる出かける。実際の名はケンシロウではないが、M村のコドモはやっぱりケンシロウかユリアである。散々本人が言ってたくせに、いざ現実となるとやっぱり止めたらしい。あれだけ言ってたくせに。
友人との会話は、ひたすら子育て苦労やご近所事情の愚痴などばかりで途中で飽きた。コドモが嫌いという訳ではないので、I泉jr.(2歳4ヶ月)とM村Jr.(3ヶ月)をかまって遊ぶ。と何故だかコドモに好かれたらしい。これを見た友人共がいつものごとく「子育て慣れしてるね〜」とか「ホント子供に好かれるね〜」と感心しやがる。そうじゃない、そうじゃないんだぞ。コドモは嫌いではないが、別に好きでもないんだぞ。ただ甥&姪やら従姉妹の娘やらをそれこそ10年以上前から見ているから、コドモのツボを何となく知っているだけだ。パパママジジババが子育てする姿を見ているから、「こんなことするとコドモが喜ぶ」ということを知識として知っているだけで、別に今まで子育てを自らしていた訳ではない。身内の子育てを見ているから、それを見よう見まねでやっているだけだ。
一体何故こんな顔の怖い人間に、コドモが寄り付くのだろう。そんなに愛想がいいわけでもないから、常に「怖い」というイメージが自分には付いて回っている。しかしコドモ相手に無愛想というのも大人気ないと思い、ちょっと愛想良く接しているだけである。たったそれだけで何故かコドモに受けるらしい。こんなに愛想良くできるのは、他人のコドモだから。たまにだから大してストレスもなくニッコリ笑ってあげられる。でもこれを四六時中やるとなると話は別。友人からは「いつでも親になれる」と太鼓判を押されているが、今のところ人の親になるつもりはないんでヤンス。まあ、実際に自分のコドモが産まれたら可愛くて仕方ないとは言うけれど、今はそんなことには興味ナシ。
I泉Jr.がグズると困るというので、わざわざビデオ持参してきた。実家を離れているので久々にNHK教育を見る。体操のおにいさんは変わってしまったんだよね。「あ・い・う」は今でも歌えるわ。それから知識としては知っていた「ピタゴラスイッチ」初見。かなりハマる。オモロいわ、コレ。ボール転がして番組名を出す「ピタゴラ装置」もいいし、「アルゴリズム体操」とかもオモシロイ。コドモは何となく面白がって喜ぶのかも知れんが、オトナは「へぇ〜っ」と感心しながら面白がる。「ウゴウゴルーガ」や「ポンキッキーズ」辺りから子供向け番組ってちょっと変わってきたなぁと思ってたけど、最近ではNHKでもこういう感じの番組ができてきたんだな。NHKも「だんご3兄弟」辺りから変わってるか?そういや「10本アニメ」って何となく「だんご3兄弟」を思い出させる。しかしこういうちょっとシュールな番組見て育つコドモって、将来どんなオトナになるんだろう。
おまけ:確か夜中に「ハッチポッチステーション」をやってるのを何度か見たことある。あれは再放送ではなくサイドストーリーみたいな番組だと思った。あんな夜中に誰が見るんだ?まあ確かにあの番組も大人が楽しめる要素があったけどね。