アーティストと聴衆の間にある時間や空間を縮める方法

向井氏の日記にネットでの音楽配信については確か以前から書かれていたと思うが、それがついに実現した。それにしてもなんと大胆な。先日のZAZEN BOYS”MATSURI SESSION”@大阪でのライブ音源を無料でくれてやるとは、なんとまあ太っ腹。実際に聞いてみると、想像以上に充実した内容。7月にはシングルも発売され、夏に向けてさらにライブが活発である。AXに野音。行けるかな〜。
ZAZENの配信でちょっと思い出したのが、高野寛氏のホームページ。向井氏とはまた違う方法だが、曲を発表するための日記「Sound & Voice」という形でネットにて曲を発信している。そもそも高野氏は曲を作ってから世の中に出るまでの時間差がもどかしく、造る側・受け取る側がリアルタイムに感じることができればいいと思っていたようである。客にとってもそうだが、アーティストにとってもやはり当然ライブがいいのだろう。ダイレクトに反応が返ってくることは、何よりの収穫なのかもしれない。
最近Nathalie Wiseとしての活動はちょっとお休みな感じ。高野氏はソロ、BIKKE氏は数年ぶりのTOKYO No.1 SOUL SETで活動している。斉藤哲也氏はおそらく一人でundercurrentの曲作りでもやっているのだろうか。ナタリーとしての活動がないのは寂しいが、それぞれ別の活動がとても楽しみである。それぞれライブもあり、ソウルセットに至ってはRISING SUN ROCK FESTIVALに出演。高野氏及びソウルセットのライブが待ち遠しい。しかもソウルセット野音もある。夏の野音。いいねぇ〜。昨年に続き今年も暑〜い中、都会のど真ン中で踊りまくってやる!