asian gothic presents the band apart "smooth like butter tour final"@両国国技館




17時から会議。30分程度で終わることはわかっていたので、「会議の後、そのまま帰りま〜す」と都合よくトンズラ。これ以上会社に邪魔されてたまるかっての。一昨日ZAZENを半分見逃した恨みも込めて、もう執念で会社飛び出した。
無事開演に間に合って、フル尺バンアパ国技館でどうなることかと思ったが、これが予想以上によかったな。
2F指定席 貴賓席のちょうど横 頭上には日の丸 周囲には歴代横綱写真 正面にはステージ 土俵があるはずの1Fフロアは立見客がわさわさ 9月に相撲を見に来た時は一体どうなることかと全然想像できなかったが、ホントにちゃんとライブ仕様になるんだね。ところで、土俵は毎回作るって聞いたことあるから、1Fにどーんと立見スペースあるのは納得できるんだけど、升席は一体どこ行っちゃったの?それと、場内には売店があるのね飲めるのねとチェックしてたのに、常設の売店は閉まってる〜。フェスでお馴染みのケバブとかがあったけど行列すごくて、結局飲み食いなし。売店は相撲のときしか開かんのか?
ステージ正面の両席で、じっくりバンアパ堪能。最新アルバムのナンバーから数曲連発する中、以前の曲がヒョイっと入ってきたりして、それでもライブの流れとしてはちゃんと成り立ってて、うわーうわーと大興奮。何度「うあカッコいー」て口にしたことか。ハッキリいってライブどころか最近音源も聞いてなくて、バンアパの音自体久しぶりだったんだけれど、やっぱりいいなぁ好きだなぁと再認識。
照明もそれなりに凝った演出して、まるで頭上の日の丸を照らしてるような演出も感じた。ミラーボールも回ってたっけ。音響もストレスなかったな。そんなことより目の前で繰り広げられるライブがもう楽しくて楽しくてー。
そんなカッコいいライブやっておきながら、本人達は相変わらずユルい、ちゅうかグダグダ?原さん調子乗るのはいいけど、完全フレームアウトだよ。そんな原さんが場内を探検したら、風呂場にマワシが脱ぎ捨ててあったそうな。ホントかよ。国技たるものがそれでいいのか。
「Eric.W」辺りからもう完全に場内エライことになってたね。ていうか自分がどうかなっちゃってたかも。1Fの立見は勿論だが、2Fの椅子席でも結構立ち上がって踊ってたな。やたら「栄ちゃーん!」叫ぶうるさいのもいたけど。アンコールでは荒井さんが袖から勢いよくステージに走りこんできて「これは走りたくなるよ」って。興奮してるのは客だけじゃないんだね。ステージ上もみんな楽しんでるんだ。
大ラスは原さんがドカドカっとドラム叩いてシメ。MCでも言ってたけど、今回の国技館ライブもDVD化されるってね。やったぁ。結局カメラが何台入ってたんだろ、うーん楽しみだなぁ。
インディーズだなんだ言っても、実力・人気共に凄いよね。国技館でドカッとブチかましたり、ホイホイDVD作っちゃったりと、利益や企業色なんてもの気にせずただ自分たちの好きなことを好きなようにやって、それが凄く楽しーんだ、て感じがよくわかるライブだったな。
夏フェスでは「Yeah! Yeah! Yeah!」と目いっぱい飛んだけど、今日はせっかく椅子席だからとじっくりガン聴。どっちの楽しみ方も出来る音楽だね、バンアパって。
終演後キョロキョロ見回してみたけど、人多すぎて知ってる人見つからず。絶対いろんな人が来てるはずなんだけどねぇ。どうしようかと思いながらも、結局ライブで興奮した勢いで物販。1Fの正面口に入れば、やはりそこは相撲の殿堂。床に散らばってるライブ情報のチラシが変な感じだ。
ホクホクしながら外でたら、表に立ててある幟「the band apart」うわーバンアパオリジナルのぼり作ったんかよ!ホントに自由にやってるな〜。1から自分たちの手で作り上げたライブって感じ。多少金かかってもいいから、アレやろうコレやろうとか相談したのかね。
更にホクホクしながら駅に行ったら、駅前のちゃんこ鍋屋の店頭に「本日のご予約 ディスクガレージ様」わかりやす過ぎっっ!便利かも知れないだろうけど、何もこんな近くで打ち上げなくてもねぇ。まあ皆さん今日は飲んじゃって下さい。あー、アタクシもちゃんこ食べたいですわぁ。
あー、今年の幕張はバンアパ出ないんだよなー。次はいつだー。しばらく熱を引きずっちゃうぞーコリャ。