Mr.Children & the pillows new big bang tour〜This is Hybrid Innocent〜@Zepp Tokyo



ミスチル×ピロウズZeppツアー。最初このニュースを聞いた時はひっくり返るほど驚き、電車の中でアホヅラ下げて興奮した。常識的に考えたら、今回のチケット取れたのは奇跡みたいなもんなの?そんなチャンスを無駄にしてたまるかと「用があるので早く帰りますから」週頭から先手を打つ。本日よりライブ3連荘スタート!
ノンフィクション MY FOOT カーニバル walkin’ on the spiral サードアイ fanny bunny その未来は今 つよがり バビロン天使の詩 ride on shooting star スケアクロウ I know you 空中レジスター ハイブリッドレインボウ
確かこんな感じ 順不同

後日談

あんまりネタバレがあっても面白くないから、事前にBBSをチラッと見ただけで参加。そこで話題になってたけど、確かにミスチルの客が多かった。ピンヒール履いて決め込んでる女性とか、人ごみの中でも足元に荷物置いてる人とかね。そん中でもBUSTERS、いつもどおりTシャツにスニーカーでタオル首に下げて、ライブで跳ねる。ミスチルファンは対バンライブも経験少ないのか、ピロウズが終わった後、人の動きがないしロビーは静かだしで、転換時間も変な感じ。そん中でもやっぱりBUSTERS、ロビーで酒を呑み煙草を吸い、自由に休憩。
そんなちょっと違和感を感じながらも、ライブ自体はすごくよかったな。客のマナー云々も話題になってたけれど、自分はそんなに気にならなかったよ。「ノンフィクション」から始まって、ブレイクでは1曲目にもかかわらずやっぱり休憩。「こんばんは。the pilowsです」ハイ!待ってました!「14年ぶりにミスチルと対バンです。23歳の若者が37になってしまいました」と、とにかく本人たちが楽しそうだ。ツアーが決まったとき「ストレンジカメレオン」はどっちが歌うの?と思ったが、フタを開けたらやっぱりミスチルだった。まあそれがきっかけなんだけれど、ミスチルバージョンしか知らないミスチルファンに、ピロウズの「ストレンジカメレオン」を聞いて欲しいって気持ちもあった。けどなぁ、やっぱりピロウズには大事な時に大事なライブで大事に歌って欲しいって思った。だから今回はさわおさんのストカメはなくてもオッケィ。
大阪名古屋はそこそこで、博多ではエラく人気がなかった分逆に燃えて、東京は結構な人気者で逆にちょっと残念とか。「最前列でダルそうに手拍子してるのとか見ると、たまんねェ」とドMなんだかドSなんだかわからない山中氏。更には「一番前で『押さないで〜!苦しい〜!』って無理な話!ここはZepp Tokyo!」相変わらず皮肉めいたMCで山中節炸裂。いいぞー。
このツアー聞いた時はひっくり返って驚いたが、最初は本人達も実感ない位驚いたらしい。マネージャーが「(棒読みで)ミスチルZeppツアーしたいと言ってきてますが」メンバーが「(棒読みで)断ることはないんじゃないか」後々実感してから「あいつら頭おかしくなったんじゃないか」毒吐きまくり。
何でもツアー決まった後、ナカケイとジェンと呑みにいったとか。「Zeppクラス(ライブハウス)はピロウズの方が慣れてるから食われるかも」とミスチルサイド、確かに頭のネジがおかしくなってる。「チャンピオン!チャンピオン!そっちがチャンピオンでこっちがチャレンジャー!!!」チャレンジする気持ちはあるんだ、さわおさん。へ〜ぇ。
ライブはチャレンジとかそんなの関係なく、「the pillows」ちゅうバンドを存分にぶちまけてた。MY FOOTツアーのファイナルに比べたら、同じ会場でもコブシの数は少ないかも知れないけれど、ステージの上の4人はやっぱりカッコよかった。
ap bank fes.とかで歌ってくれて、感動して、号泣」したお返し(仕返し)にピロウズもカバー返し「つよがり」。これがねぇ、どエラいことになってたよ。もうね、さわおさんの歌になってた。さわおさん「好きな曲」っていうだけあって、あれは相当聞き込んで歌いこんでいるのだろうか。ミスチルファンもミスチル本人も目からウロコな1曲になってました。また歌ってくれないかな〜。てか音源発表してくれないかな〜。とにかくあれは必聴。
そんな「つよがり」の後に「バビロン〜」は、流れ的にはどうだろうという気がしないでもないが、個人的にはよくぞここでブチかましてくれたと喜んだね。「カーニバル」も嬉しかったな。「カーニバル」→「walkin’ on the spiral」の流れ好き。MY FOOTツアーでもあったっけ。新曲は今日は「スケアクロウ」だけ。やっぱりいいな、この曲。ラストは「ハイブリッドレインボウ」やっぱりこの曲で閉めるのが一番収まりがいいのかな。確かに好きだけれどね。
1時間位?2マンじゃこの位が妥当か。対バンにしては結構内容濃かったような。というか本人達がすっげたのしー!て感じだもんなぁ。アウェーなんて気にしない気にしない。コイツらとライブするのがたのしーんだ!てゆってる。浮かれすぎか、今まで乗ったことないような飛行機の席で、スッチーの『新聞いかがですか』に『No Thank You』byシンちゃん。「鼻で笑われた」って当たり前だ。「今回のツアーは楽しいけれど夜の呑みも楽しい」って各地で呑みまくってるんですかね、この人たち。
14年たって大人になって、世の中の酸いも甘いも知って、いろいろあった2バンドだろうけど、結局のところは変わってないよって、そんなところをお互い実感しあって、やっぱり好きなんだよって原点を再確認するような、そんなツアーの日々なのかな。存分に楽しんでくれ!
さてミスチル。客大騒ぎ。無理もない。桜井さんがちょっと前に出てくるだけで「キャァァァ!!!」・・・さすがです。結構昔の楽曲もやってたね。ド頭いきなり「tomorrow never knows」歌いだす前からアコギのイントロですでに曲がわかる位、あの頃ホントよく聞いてなぁ、っていうかアチコチでよくかかってたなぁ。「光の差すほうへ」も懐かしい。最近は殆ど聞いてないけれど、耳が体が覚えてる。やっぱり好きだったんだなって私も再確認。「この曲がなかったら今回のツアーは実現しなかった」もっと溜めるのかと思ってたら意外に早く登場「ストレンジカメレオン」ミスチルバージョンはもっとロックで勢いや疾走感のあるアレンジ。ナマで聞くと「どの曲よりも気合の入った演奏をする」と自ら言うのをより実感。ホント好きなんだね。「ニシヘヒガシヘ」がかなりツボ。実は個人的にはコレが相当気に入った。すげよかったんだよ。CD音源でしか聞いたことないから、ライブじゃこうなるんだー!とかなり興奮。*1
ミスチルにとって何の特にもならないツアー」と山中さんは言ったけれど、ミスチルサイドは宝物がいっぱいのツアーなんだろうな。「仮タイトル『さわお』」なんて正直爆笑というか失笑というか。*2ピロウズとのツアーになんかあるんじゃないかと。なんかあっても秘密。気付いて気付かないフリをしたい。で、後々スタジオで『あれ?これってPeeさんのフレーズじゃね?』ってそれはパクリ!?」でもそれ位好きだよー!て、ツアー一緒にやれてたのしー!て、ステージからそう言ってる。どっちも幸せモンだよ。
アンコールは「ミスチルにとって『ストレンジカメレオン』が自分の歌みたいに歌っているのと同じように、この曲がみんなにとって自分の歌になってるといいな」と「名もなき詩」あぁなんて懐かしい・・・。ある意味自分の歌になってるかも。ありがとうね。そして更にピロウズ登場!さわおさんとPeeちゃんが加わって「everbody goes」うわーそう来たか!しかしさわおさん遊びすぎ。何故にヨーヨー?そしてサビでは手ぇ横フリ。・・・えー、はっきり言ってこれかなり笑いどころで。山中さん、アナタもこういうノリ方するんですか、あまりの似合わなさというかそぐわない姿に、引くどころか珍しいモン見たという気になって、オモシロかった。
ミスチルをナマで見るのって去年のSWEET LOVE SHOWER以来?約1年ぶり。あの時はシークレットだし遠目だしで、登場時はっきりいって誰だかわからなかったっけ。よくよく考えると、ミスチルってドームクラスで普段やってるから、野音ミスチルにとってはかなりコバコだったんだ。あれもレアだったんだなぁと、今年のSLSと今回のZeppで改めて実感。全国にミスチルファンが何万いるか知らんが、ファンでもなかなか経験できないレアライブだけ経験してることになるんだろうか。実はCD1枚も持ってないけどねぇ。
で、ライブ見終わった後の率直な感想としては、ワンマン見たくなった。BBSで話題になってたけれど、確かに実感。楽しかったけど、なんとなくな消化不良。12月か。行かなきゃな〜。AXをBUSTERSで埋めてピロウズ祭。そして「ストレンジカメレオン」聞きたいです。とりあえずは明日も楽しみましょう。

*1:あとでY際に聞いたら、この曲ライブで結構やってるんだってね。意外〜。

*2:仮タイトルは適当につけるので、名古屋のホテルでカンヅメして書いた「tomorrow never knows」は「金のシャチホコ