ARABAKI ROCK FEST. 06’@エコキャンプみちのく

うだうだ悩むくらいなら行ってしまえ!と勢いつけて行ってきちゃったよ。運良く同行者が見つかったってのが大きいな。遠かったけど楽しかった!行ってよかった♪
早く会場に付いたので、OPENまでしばし並ぶ。一通りステージを下見してビール飲んで開始を待つ。奥のメインステージを見に行ったら、ちょうど客入りのタイミングだった。物凄い勢いでダッシュして最前列争いを繰り広げる様を見てしまった。そんなに間近で峯田を見たいのか、そしてスタートまであと2時間そこで待つのか、頑張れ〜。思ったよりも会場も各ステージも小さめで、移動も楽だしステージも近くてライブが楽しめそうである。そしてなんと桜が咲いている。今年は北方面へ時期をずらして何度も出かけているので、その度に桜を見ている。それはそれで贅沢。
それにしてもいい天気、そして暖かい通り越して暑い。桜を見ながらだけど、春フェスというよりもう夏フェスの気分。フェスにはもってこいの陽気でビールが進むが、日焼けすること必至。そんな天気も最後に落とし穴アリ。

風味堂

久々に聞いた、風味堂。最新ナンバー「クラクション・ラヴ」やらお馴染みの「ナキムシのうた」「もどかしさが奏でるブルース」やら、相変わらず踊らせてくれる。そして相変わらず面白い。渡さんがもうゴキゲンでゴキゲンで。椅子を振り上げた時にゃどうなることかと思ったが、鍵盤に下ろしただけで事なきを得ず。「今のでマイク壊れてたら弁償します」やってから冷静になるなよ、ワタリ。曲もいいが雰囲気もいい。バンドがイイ状態なんだな〜というのが感じられる、そんなライブ。ラストは配信限定の「LAST SONG」で「ラララ〜♪」と大合唱。いつかワンマン見たいもんだな。
そういや佐藤竹善×塩谷哲両氏のイベントに、渡さんが出るって発表があったっけ。これ聞いてますます行きたくなったが、何故大阪だけで開催なんだ?そして何故平日なのだ?行けないっての!

髭(HiGE)

風味堂終わってすぐに移動したら、ちょうど始まったところ。思ったよりステージが近くて間に合うもんだな。結構人が集まってたし、会場内では髭Tシャツやらタオルやらの人を結構見かけて、髭ちゃんも随分人気出てきたもんだなと再確認。「白薔薇」で始まって「ダーティー」やらのお馴染みの曲を並べて「ギルティー」で締める、結構いいセットリストだったな〜。演奏もいいんだが、いつも以上にVo須藤氏のMCが可笑しく大爆笑。

勝手にしやがれ

小休止をしていたら聞こえてきたので、途中から拝見。絶対出てくるだろうと思っていたら、案の定期待を裏切らなかった。ラストに渡辺俊美氏from THE ZOOT16登場、ヤッター♪しかしこのステージ、ちょっと音聞きづらい。その上風が出てきたりして、音が流されるぅ〜。せっかくの生コラボで音響がイマイチなのは残念だが、先日bouNITのアンコールを見逃したリベンジを果たせて、満足。

アンジェラ・アキ

勝手が終わってまたもいそいそと移動すると、これまたちょうど始まったところ。ナマアンジェラ初めて。ここのステージは音の環境がいいってのもあるだろうけれど、アンジェラ嬢のナマ歌は本当に迫力があって素晴らしかったね。本人もこういう野外フェスが始めてってことで、すごく楽しんでいる感じがとてもイイ。そしてやはりMCがオカシイ。いろんな意味で魅力的なヒトである。「こういう田舎の風景は自分の故郷を思い出す」とラストに歌った「HOME」は必聴モノだった。今回のNo.1か2のライブ。


ちょっと時間が空いたので小休止していると、奥のステージから峯田君の絶叫が聞こえきた。銀杏BOYZも見たいけれどなぁ、見に行く程の時間はなさそうなので、音だけ楽しむ。

YOUR SONG IS GOOD

ぼちぼちだろうと行ったら、もうすでに結構人が集まっててビックリ。田中ズィ〜レイの影響なのか、みんなしてレイをぶら下げて登場、ってJxJxさん幾つつけてるの?何本もレイを外してから、ようやっとライブ開始。後ろの方はスペースが結構空いていたので、存分に踊る。さすがに今回は相方ダカさんがフェスに参加してないので、飛び入りゲストなし。ユアソンも昨年フェス荒ししてからホント人気出てきたね、今年の夏もあちこちに登場するのか〜?特に今年はビークル×ユアソンで曲出すから、同じ日に参加してゲスト登場って話題になるのかも。そうそう、ユアソン単体でも7月(?)に曲出すってね、楽しみじゃん。


細美君の日記曰く結構声も回復したとのことで、聞きたいなぁと思ったんだが、昼食のタイミングとしてはここがちょうどいいのね。なので聞こえてくるELLEGARDENをBGMにご飯タイム。おそらく人たくさん集まってるだろうな〜、盛り上がってるだろうな〜、と思いながら、聞こえてくる「Red Hot」を一緒に口ずさむ。

SPARTA LOCALS

食事をしたばかりだというのに大暴れ。だってさぁ、いきなり「ピース」だの「トーキョウバレリーナ」だのって、最初からアゲ過ぎ。よしよし今日もコウセイ面白いぞ。須藤に続いてここでも大爆笑。新曲からは「ばかやろう」と「I LOVE YOU」よくハマッているので、新曲って感じがしないんだよね。そして今日も大絶叫「ばかやろう!!!」この曲コウセイも散々あおってくるもんなぁ。「こんな春のイイ天気だから」とラストに「ウララ」ヤッター!超ウレシイ♪最後まで踊りまくって、横っ腹が痛くなる。そりゃ食べた直後に運動したらそーなるわな。


ここで一回休憩。あんまり飛ばしすぎてもまだ先があるし、先ほど食事直後にスパルタローカルズで暴れたおかげで、ちょっと休みたい気分。スガシカオ氏の歌声を聞いていると、どうやら今回は弾き語りらしい。スガさんならメインの陸奥ステージでもよかろうと思っていたんだが、アコースティックで弾き語りならこっちの津軽ステージの方がよかろう。以前バンド形態で見たことあるが、あれはあれで結構派手でいいもんだったなぁ。

10-FEET

本日まだ鰰ステージには行ってなかったので、下見を兼ねて10-FEET。エライ人が集まってるのと、ステージまでは乾いた土の上を歩くので、エライ土煙が舞っていた。ライブが始まると更に土煙が上がって、タオルで顔を覆う人多数。かなりの人が集まっていて全然ステージも見えないので、2,3曲で退散。でもいいライブやってたなぁ。


遠くでEGO-WAPPIN’がやってるなぁ、やっぱかっこいいなぁ、と音だけ楽しみながらお休みタイム。次はつじあやの+堂島孝平も魅力的だったが、やっぱCHABOがいーやと津軽ステージへ。

CHABO BAND

仲井戸麗一氏によるバンドだからCHABO BAND。最近は麗蘭の活動が多いけれど、実はこうやってCHABO一人がフロントに立つ事だってあるのだ。そして実は、この編成を10年ほど前に見たことある。大学の学祭。このとき初めてCHABOをナマで見て、カッコえぇ〜って思ったんだよね。10年経っても相変わらずカッコイイや。
意外にMCも結構面白かった。「さっきまでやってたスガ・・・なんだっけ?・・・の時はいっぱい人がいたのによ〜」と毒づくも「でもあのコいい曲歌ってたね」ってCHABOにとってはシカオちゃんも「あのコ」。更には「アラバキいいとこだね〜。昨日俺の友達も出てたみたいだけど。さっき電話かかってきた」ってさすがにこれは客も喰いつきよかった。「状況はどうだい?って音響とかの事聞いたつもりが「桜がキレイだよ」だって」・・・さすがキングを通り越してゴッドとなると、器が違うのか?
CHABOの曲って歌というよりポエトリーリーディングといった感じなのよね。なのでより一層ナマのメッセージ性っていうのかな、そんな感じが伝わってくる。勿論演奏もいいし。客は確かに少なめだったけれど、音楽がCHABOが大好きなんだぜ、っていう男性客が多かったな。エアギターで完全にハマッてる人とかいたし。みんなが純粋にCHABOのライブを楽しんだって感じのステージだったな。楽しかった♪


遠くで東京スカパラダイスオーケストラがやってるなぁ、やっぱかっこいいなぁ、と音だけ楽しみながらお休みタイム。と思ったらスカパラ×ハナレグミコラボの曲が聞こえてきた。やっぱり今回もゲストがあったか。やっぱ見とけばよかったかな〜と思いつつも、お休みに徹して遠くで鳴ってる音を楽しんだ。それにしてもタカシ君、1曲だけの為にここまで来たの?

向井秀徳アコースティック&エレクトリック

そうこうお休みしているうちに、聞こえてきたおなじみのアコギの音。さすがに人集まってる〜。桜を見ながら湖のほとりでアコエレ。こりゃ客も向井氏本人も気分良かろう。いつも思うけれど、アコエレは同じ曲でも見るたびに発見や驚きがあってホント面白い。今回は遠くで見てたからあんまりわからなかったけど、ライブハウスで間近で見ると、ギターテクとかホント面白いもんなぁ。どうやってこの音奏でるんだろうって興味津々でガン見してしまう。フェスだと曲数が限られるけれど、それでもやっぱり楽しみ甲斐がある。またアコエレワンマン行きたいな。
少し空模様が怪しくなってきた。それから日が傾いてきたせいか、ちょっと肌寒い。まあそれでも十分屋外で楽しめる程度の陽気。まだまだこれから〜!


BOOM BOOM SATELLITESLOVE PSYCHEDELICOも見たいな〜と思ったが、あんまり飛ばしてもまだ先があるので、お休み。気分よくて気が付いたら結構呑んでいたので、そろそろ酒を抜いておかないと。

THE ZOOT16

この間はライブハウスで間近で見て、それはそれで迫力あったが、野外の広い空間ではまた違った迫力あり。カッコいー!・・・が!この後のピロウズが予想以上に人が集まりそうだったので(会場内にピロT&バスターズタオル客多し。さらによくよく考えたら「シンクロナイズドロッカーズ」バンドが2組もいる。てことはエルレファンとかもピロウズ見に来る可能性あり)、散々悩んだ挙句結局1曲だけ聞いてステージ移動。俊美さんゴメンね〜(涙)

the pillows

野外フェスでピロウズ見るのって初めてだ。なのでセットリストとか結構興味あったんだよな〜。いきなり「Dead Stock Paradise」と来て、おぉ〜とアガる。更にお馴染みのアゲアゲ名曲を連ねるのかと思ったら、意外に最近アルバムからの曲が多かったな。「ROCK'N'ROLL SINNERS」とか「空中レジスター」とか「Degeneration」とかとか「サードアイ」とか。
ライブが始まったらいよいよ雨が降ってきた。まあこのステージは砂ぼこりがすごいから、ちょうどいいお湿りだろうと盛り上がっていたら、どんどん雨足は強くなるじゃないの。さわお氏「ひょっとして雨降ってる?あらら・・・ピロウズは野外雨率高いから・・・」 シンイチロウ氏「民生のせいだよ」ってこの後のTHEATRE BROOKに出る民生さんを詰る。うわぁ〜ひでぇ・・・。でもさすがシンちゃん、言うこと違うわ。
雨が強くなってさすがに離脱する人とかタオル被る人とかもいたが、大半はお構いなしに大盛り上がり。しかしピロウズでもフェスだと「オイ!オイ!」って盛り上がり方するのね、ちょっと違和感。雨の中で聞く「MY FOOT」はまた格別、より一層アガるし沁みる。
ラストは「ハイブリッドレインボウ」もう雨混じりの涙だよ。1週間前ツアーファイナルで大感激したばかりだというのに、またもヤラレタぁ〜。ファイナルとはまた違ったフェスでの感動。雨なんか気にならない、むしろより一層ライブを盛り上げるものでしかなかった。最後はさすがに本降りだったけど、精一杯の賞賛の拍手。そしたらアンコールやってくれたね。すごい嬉しかった。ここで「リトバス」じゃなくて「WAITNG AT THE BUS STOP」ってのがまたやられた!最後の最後まで本当に最高のライブをくれて、最大限に楽しんだ。ありがとう!


そんなわけで、雨もすごいことになってきたし、何より個人的にはピロウズで燃え尽きてしまったので、雨宿りしながらUAに酔いしれる。が、何より寒い!思ったより服も髪も濡れてしまったが、着替えは車の中!その後THEATRE BROOK & 荒吐SUPER SESSIONもどうしようかと思ったが、やっぱり雨宿り。そういや最近っシアターブルックって確か沼澤尚氏がドラム叩いてるんだよな〜と思い出し、そうなると久々にあの人のドラム聞きたいな〜とも思ったんだが、一度落ち着いちゃうと動けなくなっちゃったよ。今回は奥田民生氏だの池畑潤二氏(ROCK'N'ROLL GYPSIES)だの茂木欣一氏だの田中和将(GRAPEVINE)だの更には松雪泰子嬢まで登場って、ゲストが多くてそれはそれで魅力的だったが、雨だの疲れたのってのもあるし何よりピロウズの感動をそのままにしておきたかったってのもあったから。これを見た連れ曰く、雨の中でもエルレ以上に人が集まってたとか。ドラムが3台置いてあって、とても派手でいいライブだったそうで。うーんそういわれると見たかったと思うけれど、十分お腹一杯になったからいーや。
最終的には昼間の晴天が嘘のような悪天候。まあ最後の最後で雨ってのはある意味劇的でもあるかと。仙台行きのバスの混雑を尻目に、大河原行きバスに座って一同帰路。(後でわかったことだけど、この日この辺でNEWSがコンサートやっていて、仙台駅はエライ大騒ぎだったらしい。やっぱり大河原駅にしてよかった〜=3) 帰りはスムーズにすっ飛ばしたから、5時間程度で到着。あぁこれなら寝る時間あるから、明日仕事でもなんとかなるわぁ。
そして家帰って改めて見ると、やっぱり日焼けしたね。顔は明らかに赤いし、腕は時計とリストバンドの後がクッキリ。あらら・・・、日焼け止め塗ってもダメだったか・・・。遊んだのバレバレ(-_-;) ま、確かに遊んだんだけどさ♪