立ってるのはいーんだけど、荷物を置きたいんだよね〜

明日のことを考えて遅くまで仕事したにもかかわらず、本屋で立ち読み。気がついたら1時間経ってたよ・・・。雑誌のいつも読んでる連載を中心にひたすら立って読んで。
ぴあは連載以外にもお役立ち情報がたんまりあるので、1冊完読。最新の携帯事情は、そろそろ買い換えたいと思ってる身にはありがたい内容。
ホリエテナーとバイト君のコメントに思わず吹く。ホリエさん・・・、好きなのは知ってるけどさ・・・、待ち受けってどうよ。しかも寝顔、片目開いてるって、そんな待ち受けがあること自体信じ難い。それからバイト君、5万はやり過ぎ。でもでも、ともかず(40)の気持ち悪さを考えるとそれでいーのかなって思った。
2ヶ月に一度の演ぶっく。年が変わったってことで年に一度の演ぶちゃーとの発表。
作品部門トップ3は「TRUTH」「吉原御免状」「天保十二年のシェイクスピア」んー、キャラメルが1位?とちょっと首を傾げたが、投票者のコメント読んだり作品を思い出したりしたら、トータル的にこういうのが選ばれるのも無理ないかなと。面白いし解りやすいし演出上手いし役者もいいし。やたら豪華で値段の高い舞台が選ばれるよりも、こういった値段も内容も手頃な作品が選ばれる方がいいか。「吉原〜」や「天保〜」も確かにいーんだけど、やたら高いわ演出も役者も豪華すぎて、いいモン出来て当然だよって感じだもんなぁ。
俳優部門は上川隆也氏、阿部サダヲ氏、古田新太氏。まあこれも納得なのかな。阿部さんもふるちんも確かにいーんだけど、個性で売ってるところも若干あるかな、アクが強いってゆーかさ。そうすると正統派な上川氏がトータル的にも○なんかな。でも「贋作・罪と罰」でのふるちんはエグいアクの強さってのはあんまり感じられなくて、凄くいい芝居してたよな〜。周りが濃かったってのもあるかもしれないけどさ、でもあの時の古田氏はホントに良かった。なんとビックリ、上川氏は5年連続首位だとか。映像関係の仕事も多くて、最近じゃあ年に1,2本しか舞台出てないけれど、それでも観る人の心に働きかける力というか技というか、そういうモンがあるんだろうな。ある意味それも個性なんだろうけど、アクの強さとかって感じはないね。ま、あとは男前ってのが人気の元でもあるんだろうな。そういや今年の大河ドラマに出てるんだっけ?一度も見てないよ。
以前は結構上位にいたMy Favorite Actorが100〜200位辺りにいてちょっとショック。ま、そうだろうなとは納得できるけどさ。ドラマとかですっかりお茶の間に知られるようになった、ホリエテナーもお気に入りの大泉氏、10位にランクイン、オメデトウ。わりかし上位の方では、高橋一生高橋洋両氏が登場していたのが嬉しかったなぁ。小市マンやミカイチ・イケテツといった、テレビではあんまり知られてないけど舞台じゃすっかりお馴染みの中堅どころがそこそこの順位にいるのも納得。イケテツは個性の塊のようなアクの強さもあるけど、エグいなぁという不快感はないのが不思議だ、やっぱ上手いしね。小市マンは芝居もいいけどなんたって声が良い、たまらんのぅ。ミカイチは役によってホントに化ける。どなたもコミカルとシリアスが共存していて、それでいて安定感があるってゆーんかな。こういう芸達者な役者がいるから、M.O.P.や猫のホテルは派手さはなくても見応えがあって好きだなぁ。勿論役者だけじゃなくてホンや演出もいいしねぇ。
演ぶの歴史みたいな特集もあって、過去のチャートも出てたりして結構面白かった。ランキングを始めた頃=80年代後半から90年代頭にかけては、ひたすら第三舞台夢の遊眠社、作品も俳優も。ちょこちょこっと新感線が出てきてはいたけど、この二つの劇団が人気あったってのは無理もない話。確かにこの時代の小劇場ブームを引っ張ってたのは、鴻上尚史野田秀樹両氏と言えるのでは?あの頃の人気作品(さすがにリアルタイムでは知らない 映像で見たり再演で見たり)と近頃ウケてる作品を頭の中で並べてみると、当然だが時代時代で変化してるなぁと実感。でも野田さんの作品も鴻上さんの作品も、10年以上経った今再演しても十分面白いってのは、やっぱりすごいよな。
第三舞台は20周年で10年封印したから、次に観れるのはまだまだ先か。でもあれからもう5年位経った?早っ!そう思えばあと5年待つのも結構早いのかもな。5年経った世界で「朝日のような夕日をつれて」をやったらどんな感じになるんだろう。役者勢ぞろいって華やかさはないけど、復活にはこの作品持ってきて欲しいなぁと思うね。節目節目で再演を繰り返してきた名作だもんなぁ。
って、なんか評論家みたいなこと言ってしまったね、ハズカシイ。要するに面白いと感じたモノ・人は全て理屈抜きで好きだよってこと。理屈で割り切れるもんじゃないからね。あくまで感情、理性より本能で反応するもの。
あとはTop Stageやらシアターガイドもあったけど、時間も時間だしってことでパラ見で済ませた。シアガには勘三郎×染五郎によるコクーン×パルコの渋谷歌舞伎対決が載ってたな。やっぱりこれは今年の超話題作ってことかな。パルコはすでに見たけど、確かに面白いッス。月末のコクーンが楽しみだ〜。歌舞伎っていやあ5月の演舞場、会員割引でとれたよ。やったぁ!福助さんの道成寺、いっぺん観たかったのよね〜♪席はまだわからないけど、この会員枠は結構いい席押さえてあるんだよね。秋に観た児雷也なんて2Fの最前列だったもんなぁ。舞台も花道も宙乗りもバッチリで、全部楽しめたぜ。1等席っつってもいろいろだからなぁ。今回もいい席ヨロシク♪