ZAZEN BOYS「MATSURI SESSION」@SHIBUYA-AX

HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
またかよっ!っていう程ZAZEN BOYS尽くしである。またでもなんでもいーのだ。本人達が精力的にライブ活動をするというのなら、客も精力的にライブに参加するのである。
ステージには先日発売されたNEWシングルのジャケがデカデカと垂れ幕になって吊るしてあり、ZAZENのステージに演出があるのって珍しいなぁと思っていたら、開演前にちゃっかり取り外された。あ、でも昨年のツアーファイナル@AXの時も、ステージの左右に白いデカイ幕があって、ライブ中にバサッと外して照明が増えたっていう演出もあったか。何となく覚えてるぞ。結局その後この垂れ幕は会場の外に飾られ、ライブ後携帯カメラを持った人々に囲まれる。
シングル発売されたばかりということで、シングルに入ってる曲は全部やってたな。なので、先月先々月辺りのライブとはセットリストが結構変わっていたように思う。新曲はすでにライブやCDで聴いてはいるが、改めてやはりかなりイカれている。あまりの変拍子に、客がノリたくてもノレない感じがオカシイ。「HARD LIQUOR」では向井秀徳氏「口が回らん」ってアンタ、自分で作っておきながら。イカれていてそしてカッコいい。
おなじみの曲も色々やったが、最近は結構アレンジ変えているものもあって、それはそれですごく面白い。「YURETA YURETA YURETA 」ではG・B・Drが3拍子のリズムを鋭く刻み、そこに向井氏の詞が乗っかる。それはもうジャキジャキとしたキッツイ金属的な耳を破壊されるようなサウンド。と思ったら、吉兼聡氏のギターが裏メロを奏でる。さっきまでの金属音は何処へ行ったと思う程、音色が異なる。松下敦氏のドラムは相変わらず迫力満点。スティックを持った手が頭上にあるにもかかわらず、ドカドカ鳴りまくってる不思議現象。日向秀和氏のベースがバンドサウンド全体にグルーヴを加える。イカレた新曲のせいか、「MABOROSHI IN MY BLOOD」のブレイクでは4人ともいつもより狂ったソロをブチかます。「開戦前夜」のソロでもやはり、吉兼氏・日向氏が狂ったように破壊的なサウンドを繰り出す。そう言えば向井氏があのヘンテコサングラスを取り出し、カシオマンにかけさせてた。写真ではよく登場するが、ライブではなんか久しぶりな気がする。今回はハート型?星型だったかな?うろ覚え・・・。今回はほぼ中央でやや離れたところに陣取った為、音が片方に偏ることもなくMATSURI SESSIONのサウンドを十二分に堪能できた。
アンコール含めて約2時間。ゴキゲンで家に帰る。出口で貰ったチラシに、8月の野音先行予約情報がまたも入っていた。前回のライブでもあったのに。随分先行予約分が多いのか?先行予約でチケット取る人が結構少ないのか?でも結局一般発売になると、即日完売になるんだろうな。やっぱり先行で取っておくのが正解だろう。楽しみやね、野音
オマケ:向井氏曰く「目が馬鹿になった人が作ったジャケ」。CDをひっくり返して裏も同じか〜と思ったら、カシオマンがおかしなことになっていた。向井さん、吉兼氏のサウンドを妖怪だのナンだの言ってたが、ホントに妖怪にしたんかよ。さらにCDを開くと中は吉兼氏だけでなく他のメンバーもおかしなことになっていた。これがステージにデカデカと飾られていたもんだから、そりゃインパクトあったさ。
オマケ2:ひなっちはやっぱりTシャツも「HINATSCH」byストレイテナー。バンドのロゴを入れたTシャツはいくらでもあるが、メンバー名をデザインにしたTシャツってあんまりないんじゃなかろうか。しかもこれ結構いろんな人が着てる。他のバンドの人も。先日スペシャでイベントライブの映像見てたら、少なくとも2人はおった。
オマケ3:いつも思うのだが、日向氏、相当首の筋肉強そうだ。あんだけヘッドバンギングかましたら、フツーはグダグタになりそうなもんなのに・・・。