Pianoman at Rock Band

末光篤ワンマンライブ「Grind Piano Recital 012 "I'm Your Pianist"」@duo MUSICEXCHANGE
なかなかライブができないアーティストなので、超久々のライブ。楽しみで楽しみでならなかった。いざ会場着いたら全然毛色の違う集客のEASTとごっちゃで、お互いに「誰?」て感じがおかしかった。ちなみにお向かいWESTはなんとTOMOVSKY。むむむ…こっちも見たいけど末光さんのライブは譲れない。
開演前のSEはオールクラシック。一言でクラシックとくくっても、その幅は広かった。できれば「カルミナ・ブラーナ」1フレーズだけでなく丸々流してほしかったなぁ。スタート直前は第九。こないだのAA=ん時も使ってたっけ。わかりやすいクラシックって言ったらコレなんだろうけど、結局これかぁって感じ。それまで延々1時間かけての流れは〜?と思ったけど、まあいいや。
で、ライブ本番。基本セトリは直近のミニアルバム2枚から。カシクラ・ミトポジションゲットで、会場PAが全然効かない最前エリアでしたが、それはそれはもう堪能しましたよ。個々の腕は勿論高いのだけど、バンドとしてガッチリ形になっているのが素晴らしかった。「音楽」のアウトロで特にそれを実感。ギターソロはそれはそれでよかったけど、4人がお互いの音を聴いてそしてまた音を出す、てゆうライブ感・バンド力がすさまじかった。なんだろね、ずっと長くやってるバンドじゃないのに、4人でやってる時間としてはさほどないはずなのに、バンドが出来上がってる感じ。不思議でならない。短い時間でも4人が意識を共有して濃い時間を過ごしてるんだろうなってのがわかる。逆に多少さぐりさぐりな感じもちょっとあったっけ。「この曲のイントロはハラハラ」て本人が言う「甘夏白書」。末光さんに限らず4人共がちょっとハラハラ感。でもいい曲だしいい出来。今回はレコ発だから過去の楽曲少なめかぁとは思ってたけど、ラストの方で奮発。本編最後の「Sherbet Snow and the Airplane」は思わず声が出るほどあがるアガル。一等好きな曲がここぞってとこにきたのがホント嬉しかった。
MCではレコーディングやPV撮影のお話。前回のWWWライブ前に食ったラーメンが重かっただの、それをミトくんは覚えてないだの、細美くんはまるでピーターパンのようだの、わざわざ撮ったビデオをカメラマンが消しやがって次の日も1回取り直しただの、佐々木希さんとのツーショットが笑けるだの、原ボーのレコーディングには桑田さんもいて相当凄い体験しただの(これは本当にすごい…)、個人的にはかなり面白い内容ばっかでした。あ、あとジムや筋トレの話もしてたっけ。鍛え過ぎで脳ミソおかしくなってんじゃね?ってオチ。ミトさんと柏倉さんが都度顔見合わせてニヤってしてるのがまたおかしくておかしくて。こんなとこでもバンド感あってホント仲いい。
あっとゆう間の2時間半。今後の活動は他アーティストとのコラボとのことで、次回作はハウスDJとコラボして「ビーナス」。終演後に流してくれたので聴けました。やー…懐かしい曲だ。そしてアガルじゃねーか。今後はどんなアーティストとどんな曲でどんなコラボになるか、凄い楽しみになってきた。ワクワク。
会場出たらお向かいトモフまたやってる様子。当券あるのか…、と結構本気で考えたが、今からじゃせいぜい30分ちょっともったいないか、と冷静になって諦めた。大木兄弟はまた今度。