「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」＠TOHOシネマズ
3年ぶりだぁぁぁぁぁ！ということで、ついにぶっさんはじめキャッツの面々ともばいばい。前回の日本シリーズからこのことを想定していたのかしてなかったのかよくわからないけど、*1とにかく今度こそぶっさんは死んでしまうのね。外はあいにくの雨模様だけれど、映画だから天気なんでかんけーナイ。朝から久々A木とデート。早起きはキツイが、朝一の回は空いてて気分いー。と思ったら、中学生?の集団。うるせー。
まんま「フィールドオブドリームス」のパクリを元軸にして、相変わらずバカやってる。といっても予想ではもっとバカを期待していたので、以外にしっかりとそしてまじめだなって思った。今回はぶっさんというかバンビだね。S木が興奮するのもわかる。
MCUはチョイ役だと思ってたからちょっとビックリ。でもちょっと薄い？元ネタオジーが濃いからなぁ。でもあの棒読み脱力加減がいいのか。ラジオのゲストで「出して〜」言ってたのがここまで実現するとはねぇ。宮藤さんにしては行動力ある？（失礼！）
個人的には今回はMCUよりもやっぱり橋本じゅん。･･･殺されそうになったよ、もう。じゅんさんが出てるなんて知らなかったからさぁ。なんかおかしいなぁ、この声といいこのノリといいひょっとして〜、と思ったらやっぱりじゅんさんだった。隣のA木も気付いて2人大爆笑。じゅんさんのところに関しては、劇場内でこの2人だけは変なテンションで笑ってた。うっちーにキスした時なんか、あぁやっぱりてなもんで。*2舞台でも映画でもこのテンションに変わりはないか。
更にお馴染みオジーやぐっさんやサダヲ･石鹸などツボが沢山なので、栗山千秋は大して印象に残りませんでした、すみませんねぇ。それどころかドラネコだって今回はそんなにこなかった位、他の部分が面白かったんだよ。三宅さんはたった1シーンだけだったけど、だからこそそこだけでより爆笑てな感じ。てゆーか、ドラネコここまでイロモノにするのかってくらいで、ちょっとエグかった。ぐっさんの横で一緒に「キッツく」巻いて、「どうせモー子」と結婚するのはいいとして、全裸でトイレ入るなよ。ぐっさんていや、サブちゃんのモノマネは確かにすごいけど、やっさいもっさいがとにかくすごかった。
ワールドシリーズの中にはドラマや日本シリーズの時のネタもパラパラと撒いてあるから、やっぱり一度見返しておけばよかったかも。シジミネタは相変わらず続いててなるほどて思ったけど、根本ののなぜシジミ？てトコには触れてない。そして大して面白くなかったんだよな。むしろわざとらしさが逆に引いたというか。それくらいでいーのか、所詮バカバカしいことばかりだし。モー子の結婚式で新婦父がオカリナ吹くって、そんなネタもあったなぁとかさ。過去のキャラでいったら、電×スチャの面々に出て欲しかったなぁ。
バカバカバカでずーっと続くのかと思ったら、ちゃんとぶっさんの最期も描いてたのね。公助だけに見えないのは、ばいばいを言ったから？ドラマでも日本シリーズでも死んで、また復活してそいでバカやってたから、このままずーっとこの調子なのかと思ってたら、さすがに最後はちゃんと病人だったんだと、肩透かし。まあ常識で言ったら当たり前なんだけど。見舞いに行ってしんみりしちゃったり、それがヤで見舞いに来るなとか、うっちーと何故か夜中カニ喰ったり、普通に人が感動しそうなネタがあって、ちょっと萎え〜。
むしろ個人的に嬉しかったというか、あーここいいシーンて思ったのは9回表、「そろそろいける？」ってぶっさんがオジーに言うところ。オジーが投げて打つところを、木更津にいるギャラリーも、スクリーンの外の観客も待ってたと思う。オジー×ぶっさんのバッテリーをもう一度見れるってのが、とにかくよかったんだよなぁ。9回表から裏、そしてオジーのラストまでがすごく「らしく」てそしてよかった。
ぶっさんの「監視してたからな」傍から見たらバカバカしくもあり微笑ましくもありなんだけど、本人達にとってはどうなんだろ。3年って短いようで人が成長するには十分な年月なのかな。ラストの「もうぶっさんいらないよ」て言う辺りに、いろんなモンが集約されてた。*3ドラマの頃もぶっさんの病気とかに対して「めんどくせぇな」とか言ってたけど、それはハタチなりの面倒くささ。でも今は、あの頃の面倒くささとかうっとうしさとは違うんだろうな、上手くいえないけど。
エンドロールは過去の映像も盛りだくさん。そして曲が今回のMCU×キャッツでなく、連ドラと同じ嵐のヤツ。これすごい嬉しかったなぁ。連ドラの頃、エンドロールも好きだったから、毎回ちゃんと最後まで見てたっけ。懐かしいなぁ。過去の映像見ると、やっぱり若いな。バンビなんかホントに「バンビ（小鹿）」ワールドシリーズの中でも「鹿」言われてたっけ。
んん〜？な部分もあったけど、十二分に面白かった。おなかいっぱい。そして今度こそ「ばいばい」。
