くるりワンマンライブツアー 2006〜まZEPPご飯!〜@Zepp Tokyo

ホールならくるりのワンマン見たことあるけれど、ライブハウスサイズで見るのって初めてだ〜、て時に限ってまたも同僚に有給を取られ、正直間に合わないかと思ったら、何とか仕事を終えることができて、急いで急いでお台場へ。うーん、間に合ったよ、ヨカッタ。もうすでにパンパンで、ロッカー埋まってるし傘持ってるしで、前の方には行けなかったから、ほとんど姿は見えなかったけれどさ。開演前の時点ですでに、くるり×たわわちゃんマスコット売り切れてやんの。会場のみで数量限定っつっても即行売り切れって、少ないんじゃない?せっかく会場来ても買えないって悲しい。あのマヌケさ加減がカワイイのになぁ。
夏フェスからこっち、登場SEはクラシックで被り物ってのは、そのままなんだ。いきなり「ワンダーフォーゲル」から始まって、なんだこの間のベスト盤をそっくりそのままやっちゃうのかと一瞬思ったけれど、内容はかなり面白いことになってた。かなり頭のほうで「東京」とか持ってきちゃうし。フェスとかでは絶対にやらないような曲もやってくれてねぇ。ワンマンならでは。
「ワールズエンド・スーパーノヴァ」バンドアレンジバージョンようやく聞けた。打ち込み音なくてもイントロのリズムだけでわかる。必要なモンだけ残したような音。オリジナルバージョンよりリズムがより際立って、クリフのドラムがきまるキマる。堀江さんの鍵盤がきれいに響くんだ。これはコレでカッコいい。聞けてよかった。
本日のMC。岸田君は最近は野球と女の子しか興味ないらしい。岸田君が「あれスゴイな」と言うとどっちかの話題。「プレイボーイしか読んでません」*1他には年齢のコト「平均年齢30歳のくるりに、年齢を吊り上げてるサポート2人」吊り上げてるっていっても堀江さん36って十分若いって。「クリフたん、How old are you?」「Twenty-five」大ウソ。実は一番年長者。そうは見えないのが「ズルイ」(佐藤)。お台場来るのにりんかい線使ってきたら、あれJRじゃないことにやっと気付いた佐藤さん。「りんかいホニャララ鉄道」岸田君はやっぱり即答。*2
「ばらの花」でジン・・・。音楽聞いて感動して涙ってのはまあよくあるけれど、音楽が美しいと感じるのはあまりないことではないかな。曲やアーティストの歌う歌にこもってるメッセージとかに感じるんでなく、「音楽」自体に感じるってゆーのかな。ホントにウツクシイ。ブルースでまたも岸田君が面白いことになっていた。中盤緩めのナンバーでしっかり聞かせて「お祭りわっしょい」で大爆発。「Ring Ring Ring」では大セッション大会。岸田君がやっぱり野球ネタでブチかます「ヨシノリも〜ガルベスも〜読売の〜まわし者〜」etc.「右腕〜右腕〜オレ左腕〜」ときて、果ては「アイツの〜左腕が〜紡ぎだす〜ホニャララ〜」と左腕ソロ大会。ワケわかんないけどちゃんと成り立っちゃうのがすごい。カッコえぇよ。
アンコール「決めてへん。なにがえぇ?」とリクエスト募集。結局「スケベな女の子」うわぁぁ「ものすごい垂直に手を上げてる男性」いいとこついてるじゃん。オーラスは「人間通」そうきたか。初回盤買わんとワカランよってか。CD聞いてのけぞったが、まさかコレをライブでやっちゃうとはなぁ。飛び道具持ち出しよって。ラスト、クリフのドラムソロがかっけーと思っていたら、いつの間にかみんなでスネアやバスドラ・シンバル・笛など持ってた。*3マーチングというよりは鼓笛隊もしくはチンドン屋の風体で、なーんと客席大行進。赤地に「Q」の旗がまた笑える。はしゃいでるなぁ。遊んでやがるなぁ。こんな調子で全国のZeppをまわってるんだろうか。楽しい連中。
外は冷たい雨ですっかり秋の陽気だったけれど、会場内はまだまだ熱かったぞ。ビールが欲しくなる位。そして呑んだ。今週は土曜まであるのに週頭からこんな遅くまで遊んじゃって。でも元気。楽しかったよ。アリガトウ。来週再びZepp。うーん、想像しただけでアガる。ヒヒヒ。

*1:そーいやいつだったか岸田君始球式やったって?

*2:でもホントにあの路線って微妙。スイカも使えてパスネットも使えて。でもパスネットを2枚入れることが出来ない。困る。どーでもいいけど、スイカの発音が可笑しくて笑った。その言い方は食べ物のスイカ

*3:大太鼓・小太鼓って言ったほうがハマってるかも