SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2006@日比谷野外大音楽堂



昨年に続き今年も現地野音にて参加できることになりました。ウレシー♪チケット取れたときはお家で小躍り。週間予報でずーっとお天気が気になって気になって仕方なかった1週間。けれどなんだこの晴天は。朝は風が涼しいなぁと思ったけれど、昼過ぎからは風が止んで暑ぃ。夏再び。
指定席持ってるけれど物販狙いで早めにいって列に並んで開場待ち。周り見るとHY狙いが多いかな。しかしHYファンはなんか面白い。始めて見る人種についオモシロいモノを見る目を向けてしまう。
開場して速攻物販。色々漁ってもういいかと物販コーナー出たら、外はスゴイ列ができてやんの。やっぱり早めに入って正解。そして呑みに入る。あー、やっぱり暑い日はビールが美味いね。ビバ!秋晴れ!

レミオロメン

全体の流れからいくと、アタマを張るのはレミオロメンHYあたりが妥当で、HYだろうと当たりをつけてたらまんまと外れた。最近の曲は実はよく知らないけれど、「南風」「雨上がり」で思いっきりアガった。久々に見るけどやっぱいいな、特に個人的には「雨上がり」が名曲。手ぇ振るのっていつもはあんまり好きじゃないけど、ついついノリでやっちゃったよ。それもまたこのバンドの魅力。あぁ暑い。酒もってこーい!

チャットモンチー

スペシャの番組関係からはユアソンかな〜と思ってたけどこっちだったか。納得。新人がいつも出てるもんねぇ。なんつーか、新人つってもライブハウスとかロキノンなんかのフェスじゃもうすでに向かうところ敵ナシって感じで、すごい人気あるけどさ、今日みたいにHYのファンが多いような完全にアウェーなとこでは、客の喰いつきが物足りない。んでもいい演奏してたねぇ。客から(出番が終わった出演者からも)「かわいー♪」連発。閉塞感のあるハコの中だと、カワイイ中に攻撃性がつんざいてくるんだけど、野外だとまだそこまでの迫力たんねぇかな。空間に昇華されちゃうってゆーか。カワイイだけじゃないとこみんなにも見てもらいたいよ、マジで。

The Birthday

この間ライブを見逃して悔しい思いしたから、半ばリベンジな感じ。人気も実力もキャリアも貫禄もあるけど、そんなに遅い時間に出ることはないと思ったので、3番目の登場でも驚かない。もう誰もが知ってることで今更ってことかも知れないけれど言わせてくれ。「超カッコいい!!!」音源聞いてる分ではとにかくチバの歌や叫びがいいって思ってたけど、ライブだとバンドそのものがスゲェってのをモロ実感。まずギターがいい。本日イマイさんが一発音鳴らしただけで、ひっくり返ったよ。んでやっぱりドラムもいーんだ。もー、ライブ中何度も「カッケー!」連発。そんなサイコーなBirthdayに一言。「ハレルヤ」聞かせろー!!!」くっそー、これじゃ完全なリベンジになってねえぇよ。やっぱ秋からのツアー行かねば。うん。
キュウのMC「ウチら晴れバンド」(笑)隣の男性客「どう見ても雨バンドだよなぁ」確かに。アンタ達いかにも雨降りそうなバンドだよ。いつもはツアー日程がプリントしてあるツアーTって買わないけれど、Birthdayのはデザインかっこよかったし、ライブのノリでついつい買ってしまった。たまにはいーか。

BY PHAR THE DOPEST

急遽決まったアーティスト。KREVA+ CUEZERO。なかなかの騒ぎにはなってたけれど、個人的にはあまり興味なし。なので完全休憩モード。音は聞こえてたけど、ステージも客の様子も全くわからず。グダグダ過ごしてるうちに1曲やってお終い。

SUPER BUTTER DOG

バンドセッティングがチラッと見えて、HY元ちとせ?と思ってたらバタ犬だった。うわぁ〜。急いで席に戻ったさ。まさかの復活。戌年にちなんでやってくれないかな〜と正月頃は思ってたけど、秋になってようやく実現。うっひゃほう♪ライブで見るのは始めてだけどさ、やっぱいいよ。久々だなんて思えない盛り上がり。会場湧く湧く。本人達も凄くいい空気だしててさ。本気とユルさがちょうどいいバランスでさ。遊び心満載。こん時ばかりは客席にアウェーもホームもなかった。みんながバタ犬を心の底から楽しんでた。客をそんな気持ちにさせるのもこのバンドの魅力だよな、サイコーだよ。池ちゃん「解散しなくてよかった〜」全くだよ、みんなみんな待ってたんだぞ。おかえり!!!
バタ犬始まる前、後ろでグダグダしてたら、いとう氏&竹中氏発見。声かけようかと思ったけど、すでに当方かなりの酔っ払いで失礼を働きそうだったので止めた。いとう先生がOxala!やってるのを抜きにしても、このお二人が来てたのは凄く納得。やっぱりみんな見たいよな、バタ犬。うん。見れてよかった。隣の男性客「サマソニのBEACH STAGE似合いそう」うん、そうだね。あそこでも見てみたいよ。バタ犬はホント気持ちのいい野外によく似合う。秋のイヌロックフェスだけじゃなく、この先も活動継続希望。余談だけど、イヌロックフェスってまたの名をスペ中同窓会って思うのは私だけ?

BOOM BOOM SATELLITES

バタ犬終わった後セッティングみて一発で「ブンブンじゃーん!」休憩なんてしてらんねーよと思ったけど、呑まねば〜と急いで酒補充。夏は熱かったなぁ。でも秋になってもまだまだ熱いぞー。そしてCOUTDOWNも出るってね。どーしちゃったの!?嬉しいじゃん♪
ここ最近のライブっつったら「Kick It Out」からくるのが定番だったから、セットリストに面食らった。そして今日もスゲぇライブだったぞ。ちょうど日が暮れたとこだったから、照明もバッチリ決まってサイコーサイコー!やっぱブンブンはコレくらいの時間で正解。気のせいかも知れないけど、中野さん結構ベース持ってる時間長かった?ベースのうねりがまたよかったわぁ。ビール煽りながらガンガン踊ってやったわ。理屈云々よりも、目の前のパフォーマンスと飛び込んでくる音に身を任せてイェーイ。客の様子を見てると、なんとなくブンブンにとっても若干アウェーなのかなと思ったけど、そんなんお構いなしにガンガンぶちかます本人達のその姿勢に乾杯。お腹いっぱい。完全燃焼。もうあとはいーや。すっかりヌケガラ。
夏フェスで手に入れ損ねた白Tシャツ狙ってたけど、やっぱりなかった、残念。でも今回から新色ネイビーが出てた。勿論ゲットで。

元ちとせ

酔っ払ってなのかブンブンで踊り狂ったせいかわからないけど、頭グラグラ。さすがにこれ以上呑んだら昨年のソウルセットワンマンの二の舞になりそう。残り2組は本命ではないが、ここで帰るのはもったいない。ラストまで見たいのでクールダウン。
そんな風に会場の後ろでグダグダしてて、雰囲気だけ楽しんで一目も見なかった。別にキライなのではない。むしろ好き。ステージの編成とか全くわからなかったけれど、やっぱりこの人の歌はいいなぁ。優しさと力強さがある。

HY

はっきり言ってわからない。名前を知った時すでにそこそこ売れてたけれど、売れてるはずなのに何故か音をあんまり知らない。だからといってこのまま後ろの壁にいつまでも引っ付いてるわけにもいかないので、席について何となく楽しんだ。あくまで何となく。ストリングスまで入って派手なステージ。複数のボーカルがいるとか、声がいいとか、音が耳に馴染みやすいとか、ノンジャンルな感じとか、人気出そうな要素が詰まってるなぁ。会場も確かに盛り上がってるし。そっか、ホントに人気あるんだね。知らなくて失礼いたしました。でもやっぱりこれからも聞くことないと思う。

エンディング

出演アーティスト全員出るかと思ったら、チャットモンチー元ちとせHYだけ?爆笑!!!いやぁ〜そうきたか。まあね、おそろいのイベントTシャツ着てみんなで仲良くセッションするBirthdayなんてのも見てみたいとも思ったけどさ、やっぱり出なくていーよ。うん。違和感あり過ぎだろうし。アハハ。もしそんな姿を見たら、ドン引き通り越してむしろ指出して大爆笑しちゃってたかもな。
なのでエンディングも何となくユルく見ようかと思ってたけど、反則技を喰らって不覚にも泣いてしまった。入場時に貰ったチラシに歌詞が入ってたから、もしかしたらぁなと思ってたけれど、まんまとヤラレタ「ディ・ドリーム・ビリーバー」
去年のエンディングを思い出して、2年分の思いが込み上げて、もう号泣。失礼を承知で言うが、今ステージにいるアーティストへの涙っていうより、半分以上はキヨシローさんと去年アーティスト及び今年のここにいない出演アーティストへの涙だ。傍から見たらどうした!?っていう位の涙だが、こんなことを言ってはナンだが、この時この場所で歌う「ディ・ドリーム・ビリーバー」の本当の意味とか感動ってのは、昨年この会場にいないとわからないのかも知れない。うわぁ〜。ありがとう。そしてキヨシローさん、やっぱりアナタ好きだなぁ。

余談

今年は会場レポート誰かやるのかと思ってたら、「チャート★コバーン」鹿野×木村コンビ。やっぱりこの2人か。こうなるとますますバックステージの様子とか打ち上げが気になる。鹿野さんってホント顔広いから、今回みたいに出演者の幅が広い場合でもカバーできるだろうなぁ。アーティスト側にとっても鹿野さんならオッケーみたいなところありそうだし。ていうか、アンコールに出なかったアーティストも打ち上げには出たのか?
隣の客が最初マナー悪い感じしたけれど、悪いヤツではなかったのが面白かった。2人分の席なのに通路に2,3人たむろって呑みまくり〜の騒ぎ〜の。Birthdayではさらに前まで行ってたか?こういうパターンっていつもは嫌悪感でうへぇってなるんだけれどねぇ。自分が何度も「前失礼します・・・」っていうのもイヤな顔しないで、むしろ戻ってきた自分に先に気づいて「どうぞ」って前あけてくれたり。男連中が自由過ぎだったけど、女性陣が気ぃ遣いでイイヒト。自由過ぎっつったって、男連中もマナー違反な騒ぎを起こすわけじゃなく、気のいいヤツだなって雰囲気。HYの最中にさっさと撤収していくのもわかりやすい。ただ、最後に忘れ物ないか確認するのはいいけど、私の荷物まで持っていかないで。スゲ焦ったけど、ツレの女性が「違う!」つっこんで、ネコババされずにすんだ。あぁビックリ。そんな彼女がこっちに「スミマセン」と一礼。うん、いいヤツらじゃん。
リクエスト投票結果、ことごとく自分の予想とは違ってた。でも「コレが1位?」と疑問に思うものが結構あって、自分の好みと世間の好みのズレはともかく、ランキング自体が腑に落ちない。
基本的に出演者以外のアーティストTってライブでは着ていかないけれど(ていうか、ライブにアーティストTを着ていくことすらあまりナイ。普段着)最近せっかく買ったから着たいなぁと思って、今回のイベントに着てっちゃおうかな〜と一瞬思ったけどやっぱやめたってことをさ、やってのけた女性2人組みが会場にいたよ。ミスチル×ピロウズコラボTシャツ。しかもタオルまで持ってきてやんの。センス云々よりも、なんか先を越されたという変な悔しさを一瞬覚えた。すぐに冷静になったけど。
Tシャツっていえば、人が集まるところに変なTシャツあり。今回もいろいろオモシロイの見たなぁ。写真撮ろうかと思ったけど、タイミング逃した。そん中でも会場中で注目浴びてたのが、ピンクのジャージで背中に「萌え」多分HYファン、仲間内でオリジナル作成らしい。近場にいた人のコメント「背中に書いてあったら、見えないじゃんねぇ。後ろの人にずっとアピールするのも・・・」確かに。背後にいる人にとっては、若干目障りかもね。あと同じくHYファンの中で、ツアーTシャツに刺繍だかアップリケだかでメンバーの名前入れてるコもおったなぁ。(しかもえらくファンシーな感じの字体で)HYファンはいろいろ楽しませてくれた。