新感線☆NEXUS vol.2「Cat in the Red Boots」@グローブ座 14:00



ジャニーズ×新感線。よくあるパターン。斗真君が歌って踊って客が「キャー」という気分になる芝居。主役の歌が「ん!?」だったり、チマチマ小芝居してんなぁと感じつつも、「ふーん、かわいーね」の一言でとりあえず片付けた。それなりに面白かったからまあいーか。
ストーリーは見事な位パクリの応酬。粟根さんのメガネ面から→ハリー→ヨン様→食い倒れ人形の3段活用は見事だけども、やっぱりあの人の目は殺し屋だよ。「長靴をはいた猫」が元になってるらしいけれど、実はよく話を知らないんだよね。それよりシンデレラの3姉妹を男3兄弟にするとヒドイことになるもんだな。いや〜汚いキタナイ。
なんつーか、劇団員の個性があるのはいいんだけれど、各自の役割っていうかまたこのパターンかっていうのに面白味が欠けてるとこあるかな。いっそんがホットパンツまがいの格好で半ケツ出してたり、やられキャラ竹蔵(ロバ)だったり、右近さんは必ず変態ザンスキャラだし、逆木さんはユルユル変態オヤジキャラだし、メタルさんも仁さん(準劇団員?)もよし子姐もカナコ姐もさとみちゃんも相変わらずって感じで。ってけなしてるわけではなくて、褒め言葉。マンネリかも知れないけれどおもしれーもん。そん中でも今回の爆笑はサンボさん。登場シーンでは2F席から姿が見えないにも関わらず、河野サンボの声聞いただけで膝叩きながら大爆笑。やっぱりオマエは胡散臭いナルシスト王子か。
そういや劇団員の中で主役3人が異常に若いのがおかしかったっけ。ノラが「王子様〜」て歌うのがどうしても「おじさま〜」に聞こえて、おかしくてオカシくて。
客演のしんぺーさんや善さんも相変わらず面白かったなぁ。善さんユルすぎ。しんぺーさんを大喰いキャラにするのは安直過ぎると思ったけど、まあお約束てことで。
グローブ座みたいな小さいハコでも、新感線タイプの芝居ができるもんなんだ。まあ客席までいっぱいいっぱい使ってたけどさ。あの広さでも踊れるもんだな。大変そうだけど。戸田山さんのホンって殆ど知らないからどんなんかと思ったら、新感線はやっぱりギャグか、パクリか、笑いか。ま、普通に面白かったです。
個人的には小市マンの声に萌え〜。やっぱりイイ声だー。冬のM.O.P.久々で楽しみだな〜。
そして次回の新感線@演舞場、取れるんか?自信なし。カウントダウン公演には笑った笑った。