ZAZEN BOYS「MATSURI SESSION」@渋谷CLUB QUATTRO

梅雨晴れで昼間から蒸し暑い。こんな日にライブいった日にゃものすごく暑いだろうな〜とあらかじめ構えておく。暑いのは確かにツライが、夏になるって感じが実は結構嬉しい。冬太りを取り消す為にも体動かさんとイカンのである。うりゃぁと仕事を片付けて渋谷へGO!
開演には間に合ったものの、もうすでにものすごい人だかり。うへぇ〜と思いながらも人をかき分け、フロアに下りてライブ鑑賞。来月発売のNEWシングルから「HIMITSU GIRL’S TOP SECLET」「BRAIN CONSTRUCTION」「HARD LIQUOR」といった新曲あり、おなじみのナンバーあり、久々な「TANUKI」などなど2時間たっぷり遊ばせてもらった。新曲はどれも相変わらず妙ちきりんな変拍子とブレイクの嵐で、固定概念に凝り固まった脳ミソを揺らしまくってくる。「BRAIN CONSTRUCTION」はカシオマンのギターがものすごい強烈な印象で突き刺さってきた。松下氏のバリごっついバスドラがズシズシ腹に響く。向井氏は鍵盤を持ち出し、遊び心とマジモードが入り混じったような音をかましまくる。うひょー、カッコいい。
会場へ入った時すでにギッシリで、それでも後からあとから人が入ってくるので、とにかく奥へ奥へと入っていったら上手の端まで来てしまった。視界にはカシオマン。ってことでカシオマンにかぶりつき。しれっとした顔して繰り出すキョーレツサウンドにゾクゾクしながら興奮。「SEKARASIKA」の2拍3連が耳にこびりつく。「開戦前夜」でのカシオマン町田のヤンキーのソロからは、いつも以上にロックンロールを感じた。「自問自答」で向井氏から放たれる言葉にじーんとなる。カシオマンのギター、それから4人がガッツリと組み喧嘩腰かと思うほどのぶつかり合いから生まれるMSTSURI SESSIONサウンドを、頭で耳で目で肌で感じる。「感じる」ことに集中した為、大して大暴れせず。傍から見たら盛り上がってないと思われるかもしれないが、自分の頭ン中はもうバリバリ全開なのである。全体的なバンドサウンドに意識が集中したので、向井氏の言葉があまり頭に入らず。こういう日もあるだろう。今日は楽器の日。ふぅ、今日もいい汗かいた〜。
まだまだライブが続き夏フェスにも参加。その後にはアルバムZAEN3に取り掛かるとの事。こりゃ、この先も気ぃ抜けないな。
おまけ:グループ魂の石鹸氏を発見。つい先日友人が「ハマのファイブ・スター」車内で石鹸氏を見かけたという情報があったばかりなので、驚き倍増。偶然とは続くものだ。