素人芸

姪がバレエを習い始め、今回始めてステージに立つから見に来いと姉がうるさくいうので、めんどくさいながらもしぶしぶ足を運ぶ。とあまりの客の多さにたまげる。受付には預けられた花束がてんこ盛り。バレエ教室の規模がデカいせいもあるだろうが、出演者1人に対してギャラリーが3人以上いるんだろうな。親バカ+爺婆バカ。最近のコドモ達はホント恵まれてるな。
ちびっこのクラスはまあ放っておいて、中坊くらいからは少しは見ごたえがある。んが、所詮は素人の踊りである。義理でなければ見に行かんね。金払ってでもいいもん見てお腹いっぱいになった方がいーや。あと、当然音楽はCDだかレコードだかを使用しているので、音に迫力がない。それは仕方の無いことかもしれんが、「コッペリア」のグラン・パ・ド・ドゥの時は、あまりの音の酷さにひっくり返った。休憩時間に姉に言ったら、「去年も『コッペリア』は悪かったんだよね〜」。そう思うなら、教室の先生にひとこと言った方がいーんでないか?
そんなこんなで、とりあえず姪の出番を見て、一番の見所「くるみ割り」を見ずにトンズラ。素人の道楽に何時までも付き合ってはおれんよ。こっちにはこっちの道楽があるのじゃ。下北へGO!