「SHUFFLE」@PARCO劇場

笑かしてもらった。キレイどころの女優陣にバカ芝居をさせるのはベタかも知れないが、ベタと思いつつもおかしくて笑った笑った。風花舞嬢は相変わらずの存在感。その美しさでバカ芝居をやってのけるもんだから、カッコいんだか悪いんだかわからなくなる。
鐘の音→カラス→チャルメラ→犬の遠吠え→ニワトリ→新聞・牛乳配達など、日常の音で日が暮れて朝になるっていう表現、誰でもわかって笑えるネタだが、最近こういう情景ってなくなっちゃったな〜、となぜか感慨に耽ってしまう。
主人公の永遠のアイドルが「石野真子」というのもビミョーで笑える。そういや自分にとってのアイドルって誰だ!?これといって思いつかない。あんまりアイドルとかってハマらなかったからなぁ。ハマってもすぐ冷める。昔からずーっとのめり込んでいるネタってあるか?まあないことはないか。
「ハート」の昔の仲間「ジョーカー」、仕事振りや捕まってから口を割らなかったことなどを見ると、結構できる男なのではと思うが、そうは見えないのは大王の胡散臭さのせいか?後藤ひろひと氏、見た目も怪しいが中身も怪しさが詰まっている。そして演技も胡散臭い。それが面白くてたまらんのだ。